ミスタア・ロバーツ

『ミスタア・ロバーツ』
Mister Roberts

製作；リーランド・ヘイワード
監督；ジョン・フォード
脚本；フランク・ニュージェント / ジョシュア・ローガン
原作；トーマス・ヘッゲン
撮影；ウィントン・Ｃ・ホック
美術；アート・ロエル
音楽；フランツ・ワックスマン
出演；ヘンリー・フォンダ / ジェームズ・キャグニー / ウィリアム・パウエル / ジャック・レモン（アカデミー助演男優賞） / ベッツィ・パーマー / ウォード・ボンド

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メチャ古いけど、メッチャ好きな映画。主演はヘンリー・フォンダ。共演はジェームズ・キャグニーとジャック・レモン。たぶんジャックはこの映画で始めてのオスカー（助演男優賞）と獲ったはず。

戦争映画のジャンルに入るんやろうけど、全然戦闘シーンがあるわけやないねん。
第二次大戦中の輸送補給船でのお話。

アメリカって、自分たちが起こした（語弊がある言い方かな？）戦争を、後で必ず内面からサラッと提起するような映画を創るよね。

第二次大戦がこの『ミスタァロバーツ』だとしたら、ベトナム戦争は『ランボー』（この映画って、スタローンのアクションだけがウケてしまって、続編になったけど、１作目はベトナム帰還兵が社会からオミットされる悲哀をテーマにした映画やんか）、湾岸戦争では『戦火の勇気』（←この映画も大好きなんで、別ページでお話します！）

このイラク戦争の後にも、やはりハリウッドは創るんやろか？サラッと皮肉も混じった人間ドラマ。

（1955/アメリカ作品）